Scilabとは



Scilab

XCOSの使い方

コンソールの使い方

公開日:2016/11/04 , 最終更新日:2020/12/9         

■Scilabとは
Scilabとはフランスの研究所が開発しているフリーの数値計算ソフトで、プログラムを作ったりシミュレーションをすることが出来てそれがビジュアルに表現できるというものです。 類似ソフトにMATLABがありますが、MATLABは有料です。ScilabはMATLABに比べたら機能的に劣る部分がありますが、簡単なシミュレーションならばScilabでも十分です。

ここではScilabの使い方を説明しますので、まずはScilabをインストールしましょう。インストール方法はこちら

なお、2020/12/9現在の最新版はVer6.1.0です。

■Scilabの使い勝手
私は仕事ではMATLABを使用しておりますが、やはりMATLABと比較すると使い勝手は悪く、MATLABでは簡単にできるのに何でこんなことができないのか、という事がよくあります。 Mathworks(MATLABの製作会社)に弱みでも握られているのかと思うほどです。

それならば何故Scilabを使うの?と思うかもしれませんが、やはり一番の理由はフリーだからです。むしろこれしか理由はないです。しかし初めてこの様な数値計算ソフトを使う人や、 たまにしか使わないという人にとってフリーというのは重要です。その様な方々の少しでも助けになれば良いと思い、使い方についてまとめております。日本語の説明サイトもそんなに多くありませんので。。

<XCOSの不満点>
Scilabの機能であるXCOSを使う場合、以下点を覚悟する必要があるでしょう。

① ブロックとブロックの結線がなかなか綺麗に繋がらず、見栄えを整えるのに時間がかかる。
  ⇒Scilabバージョン6以降で信号線を整列させる機能が強化され、だいぶ良くなりました。詳細はこちら

② 信号線やポートに名前を付ける事はできるが、見づらい。









サブチャンネルあります。⇒ 何かのお役に立てればと

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