信号線、ブロックの整列方法(Scilab XCOS)



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XCOSの使い方

コンソールの使い方

公開日:2020/12/13          

ScilabのXCOSにおいて、一度配置した信号線やブロック図を再配置するのはなかなか面倒です。そこで簡単に整列させる方法を説明します。

■よくある事例
以下の様に新たにブロックを追加して信号線を繋ごうとすると、結合ポイントがおかしな位置に移動します。こうなるのを回避する術を私は知りません。 知っている人がいたら是非教えて欲しい。



■対応方法
一旦は上記になりますが、その後結合ポイントをクリックして元の位置に手動でもってくる事で直すことができますが、かなり面倒です。 対応として以下の様に「自動位置ブロック」で簡単に直す事ができます。



更に自動位置ブロックはショートカットキーが割り当てられているので、対象ブロックを選択後、キーボードのPでも自動位置調整できます。



また以下の様に斜めに繋がっている信号線をきれいに繋ぎたい場合は、信号線を右クリックし「結合方法」⇒「最適」をクリックすると良いです。 ショートカットキーを活用するとより便利です。



■補足
この自動位置ブロック調整の機能や、結合方法を最適化する方法はScilabのバージョン6以降から追加された機能です。 それまでは信号線を修正する作業に大変なストレスを与えられてきました。この機能があれば、この作業が嫌でScilab離れしてた人も戻ってきてもおかしくないと思います。









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